西暦2000年4月22日(前ページからのつづき)
 帰りは、右手に海岸線を見ながら飛行します。
 キャプテンシートに座って、ヘッドセット(密閉式のヘッドホンにマイクの
 付いたもの)を装着し操縦桿を握ると、幾分気分も良くなってきました。
 
 教官の指示で、スロットルを全開、そして、離陸。。。
 今、この飛行機は、自分の操縦で、飛んでいる。。。
 なんとも言えない感覚。。。

 対向車(機? 笑)がいないので、少し、安心です。
 途中、ビーチクラフト機?と1回だけ、すれ違いました。
 とーくにですけれど。。。

 しかーし、ガイアは、everを見放していませんでした。
 あ、あめが、降り出しました。
 ん?降るという表現は、地上のもの???とにかく、ガイアは我々を弄ぶ気の
 様です。
 雨雲を迂回するように、ココヘッドを大きく海側に旋回、高度を上げながら、
 ホノルル空港へ向かいます。旋回を始める頃から、また気分が悪くなり出し
 ました。。。
 くうううう。。。。

 着陸体勢に入ると、スロットルを絞ります。
 エンジンの回転数が、ぐーっと落ち、プロペラが止まりそうな位までに
 なります。着陸は教官が行いますが、操縦桿に手を添えたままの状態なので、
 着陸の感覚も体感できました。
 ふぅ。。。無事着陸。。。
 
 教官にお礼を言って、
 事務所に入ると、左の様な
 「操縦訓練証」と、
 次ページの様な飛行記録を記入した
 「PILOT LOGBOOK」、
 飛行の様子を機内から撮影した
 8mmビデオテープ
 が、手渡されます。

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